ブックメーカーの歴史は競馬場ではじまった

馬

ブックメーカーは主にヨーロッパでさかんに行われていますが、その歴史を辿っていくと、原型となる賭け屋は競馬場でうまれたことがわかります。

ブックメーカーの原型といわれているのは、1790年代のイギリスのニューマーケット競馬場でハリー・オグデンと呼ばれる人物がはじめた賭け屋です。この当時は、競馬は王室や貴族などといった上流階級がたしなむスポーツであるという意識が今以上に根強く、賭け屋は歴史と伝統にそぐわない存在として批判の対象となっていましたが、それとは裏腹に業者と賭けの参加者はどんどん増えていきました。

イギリスの政界ではこのような賭け屋の存在が徐々に問題視されるようになり、1840年代には議会で賭博を禁止する法案が成立し、ブックメーカーは違法業者とされました。しかし、その後も取り締まりの対象となっているのにも関わらず賭け屋を始める人々が後を絶たない状態がつづいたため、1960年に許可制を導入し、政府による審査で開業が認められれば、ブックメーカーを営むことができるようになりました。

現在ではいろんな国にブックメーカーの運営企業が存在しますが、その多くがイギリスの方式にならって許可制を導入しています。

競馬の予想はブックメーカーを参考にしてみましょう

競走馬

「競馬」は、ブックメーカーでも人気のあるスポーツの一つとして有名で知られています。しかし。英語のものが多くて海外では大変有名ですが、日本ではまだまだ認知度が低いようです。

海外のレースを賭けることができますが、日本のレースに賭けることもできるのが魅力的です。ブックメーカーは、数多く存在しており、日本語に対応している日本人向けのものは、てとも人気があります。

日本の有名なGIレースである日本ダービーやジャパンカップ、天皇賞、有馬記念などのオッズ予想も取り上げています。その他海外レースでは、フランス凱旋門賞やドバイマスタークラシック、ドバイデューティーフリーなど有名なレースにも対応しています。

また海外競馬で日本馬が出走する際、ブックメーカーでは、単勝オッズが低い場合があります。自分の応援している日本馬の単勝オッズが低ければおいしい配当がつきます。日本馬が馬券内に入ると高い金額が手に入る可能性があるので、ぜひブックメーカーを利用して予想することをおすすめします。

競馬の予想に迷ってしまったら、初心者の人でも慣れている人でもブックメーカーの単勝オッズを参考にして、どの馬の馬券を購入しようか考えると楽しいでしょう。

ブックメーカーなら海外競馬も楽しめる

競走馬

競馬が好きであれば日本国内だけでなく、海外のレースも積極的に買いたいと思う人も多いでしょう。最近では凱旋門賞など一部のレースを国内でも発売するようになりましたが、それでもその数はかなり限られているわけです。

そんな海外競馬をもっと楽しみたいのであれば、ブックメーカーを活用するといいでしょう。世界中のいろんなスポーツを賭けの対象としており、多くの人から親しまれているのです。

凱旋門賞はもちろんのこと、香港の国際レースであったり、ドバイやアメリアのビックレースも購入することができます。また、比較的小さなレースまで賭けの対象なっているため、より本格的に楽しみたい人にもぴったりなのです。

さて、ブックメーカーを利用する利点は、海外の競馬を楽しめるという点だけではありません。日本で発売されている馬券とは違って、オッズの方は運営サイドが決めることになります。したがって、かなり美味しい倍率で購入できることも多く、高配当をゲットできる可能性も高いのです。

もしブックメーカーを利用するつもりなのであれば、情報収集はもちろんですが、美味しいオッズの見極め方であったり、どういったタイミングで賭ければいいのかなど、そういった部分も覚えていくといいでしょう。

SNSで最新情報を手に入れ判断する

競馬

競馬の情報収集と言えば、かつては競馬新聞が主流でしたが、現代ではSNSがその位置を占めつつあります。競馬情報収集の変遷とSNSの利点、さらにはSNSを使う際の注意点や競馬新聞の持つ独特の魅力について解説します。

かつて、競馬の情報収集は競馬新聞や競馬雑誌を中心に行われていました。その情報は専門家や記者の解説を基に、馬の成績や騎手の実績、さらには天気や馬場のコンディションなど多岐にわたるデータが掲載されていました。しかし、これらの情報は発売されるタイミングが限られ、最新の状況をキャッチアップするのが難しい側面もありました。

しかし、近年のSNSの登場により、情報収集の方法が劇的に変化しました。TwitterやYouTube、InstagramなどのSNSでは、騎手や馬主、競馬ファンたちがリアルタイムで情報を共有することができます。このため、レース前の馬の様子や最新の調教情報、さらには直前の馬場の状態など、これまで手に入れることが難しかった情報も瞬時に手に入るようになりました。
もちろん、ブックメーカー各社で最新のオッズを確認するのも良いでしょう。各ブックメーカーにより微妙にオッズが違うので、その違いを確認してみてください。

しかし、SNS上の情報はその即時性ゆえに誤情報も含まれやすく、信憑性の確認は必ず必要です。また、SNS上での情報は個人の意見や感情が多く、客観的なデータよりも主観的な情報が中心となることも考えられます。そのため、情報を鵜呑みにせず、複数の情報源を元に自らの判断を下すことが重要です。

但し、SNSが情報収集の主要ツールとなった現代でも、競馬新聞はその独自の魅力を持っています。
専門家の詳細な解説やデータ、統計情報などを基にした予想は、SNSの情報と併用することで更なる深みを持たせることができます。また、新聞に掲載されるコラムやエッセイは競馬の楽しみを一層増幅させてくれます。 競馬の情報収集方法は、時代とともに変化してきました。現代ではSNSやブックメーカーサイトがその中心となりつつありますが、古き良き競馬新聞の魅力も忘れてはいけません。SNSの情報を上手く活用し、それを補完する形で競馬新聞を利用することで、より確かな予想と楽しみを手に入れることができるでしょう。

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