ブックメーカーとJRAの競馬馬券比較

馬の目

ブックメーカーとは、欧米のあらゆる事象をギャンブルの対象とする合法的会社のことです。当然賭けの対象は競馬にも及び、JRA主催のG1レースも賭けの対象となっています。一方最近はJRAの即PATなどでも、世界の主要な国際G1レースも購入できます。ではブックメーカーとJRAを比較し、その違いを考察します。

まずJRAとブックメーカーの控除率は、若干差がありますが約75%と言われており、それほど気にする必要はありません。ただしブックメーカーの方は入金する時に、約5%の手数料がかかることに注意が必要です。

また馬券の種類も若干違います。例えばレースカードは、1着だけを当てる単勝馬券です。プレイスマーケッツは、いわゆる複勝馬券ですが日本と若干違います。日本では、出走頭数8頭以上なら3着まで、8頭未満なら2着までが的中となります。一方プレイスマーケッツでは任意に2~4着までに入れば的中となる馬券が選択できるのです。次にインシュアランスマーケッツは、選んだ馬が1着なら的中、2~3着なら返金されるというものです。

このように日本の馬券とあまり変わらないので、購入にはそれほど気にはならないと思います。ただし最大の違いは、オッズが購入した時のオッズが適用されることです。日本ではレース直前に大口購入があればオッズがガタッと下がりがっかりすることもありますが、ブックメーカーではレースの何週間も前から購入できるので、思わぬ高いオッズが付くこともあります。